小学校五年生と六年生の二年間の担任が『佐々木先生』でした。
先生一年生、少し年の離れたお兄さんくらいの先生で、私の人生で深く 〃 記憶に残る大好きな先生です。書き切れないたくさんの思い出が巡ります・・・。
スキー遠足、と言ったかどうか・・・スキー用具が揃っている子供はいなかったと思う。
父が軍隊の時に使ったのだろう短くて幅広で重たいスキー板(雪上の歩行用 ? )に母が
夜なべでバンドや紐やら・・・長靴で履ける様にしてくれた。
後日、そのスキーを履いて先頭になって帰ってくる兄ちゃんを見て嬉しかった、と話して
くれたことがあります。
スーッと潮が引く様に風が止み靄りもとれてすっきりした。
あら、カラスの巣がない! 飛ばされてしまった様です。
横の木に一羽が留まっています。ガッカリだと思います。
黄砂だろうか晴れているけれど靄っている。強い風に高い木が大きく揺れている。
その木のてっぺんに去年できたカラスの巣も大揺れだ。
小枝を絡めただけに見えるけれど、冬の嵐にも耐えたのだから大丈夫だろう。
去年は誕生した子カラスが巣離れするまで辺りを威嚇する親カラスに迷惑した・・・今年は
来ないのかなぁ~
すぐ下の弟は亡くなりましたが、その頃にはその下の二人の弟がいました。
母は事ある度に『お兄ちゃんの言うことを聞いてね』と二人に言いました。
朝ごはんの時、私が卵をといて二人のご飯にかけてやり、残りを私のご飯にかけます。
弟は公平に分けられているかな?と私の手元を見ています。
量が増えるかと醤油を多めにといた時、私は『しょっぱいな・・・』と思いました。
二人は黙って食べていましたが・・・しょっぱかったと思います。