不確かな記憶 ・・・

田舎の暮らし・・・ 一年とか二年とかの期間と思います。

その間に弟が亡くなりました。同居する一人の結核がうつり一歳半の命を閉じたのです。

病院の出窓の様な所で母が炭火で魚を焼いている・・・ そんな光景がぼんやりと記憶にあり
ます。
ご飯支度をしていたのかも知れませんが、それが本当にそうだったかは分かりません。

ふもとの町へ行く何人かの人を乗せた馬橇に乗って、電柱の上端近くまで雪に埋まった白
い野原に電線がジグザクと続く光景が記憶にあります。

弟のことは私の記憶にありません。父が利口な子だった・・・ と話すのは聞いた様な気がし
ます。